小学生中学生のための中期留学

1カ月の短期留学と1年の中期留学の一番の違いは、学校を休学する必要があるかどうかです。この差は大きく、学校を休んでまで海外留学へ、となると相当の覚悟が必要です。ただ、多くの親子がこうして海外親子留学を果たしているのも事実です。

この場合、母親と子供達は現地で共に生活し、父親が日本に残るのが一般的です。現地で子供たちは現地校やインターナショナルスクールヘ通い、母親はボランティアやPTA活動にいそしむのが主流です。
ただ、この時点で親子共に英語ができない場合、生活のスタートは非常に困難なものになります。英語圏でない場合でも、現地語か英語が必須です。一年もの期間の留学を手厚くサポートしてくれる業者は非常に少なく、通常短期留学よりも自立した形での生活になりますから、自分達の面倒を自分たちでみて行く必要があります。

 

また、「子供だから言葉なんてできなくても大丈夫だろう」は、幼稚園までです。幼稚園であっても4,5歳頃からは、おしゃべりが達者な子も出てきます。おしゃべりしたいのにできないのはとても辛いので、幼稚園児でも、園での生活にストレスを感じ始めるケースが少なくありません。
増してや小学生の場合は、ジェスチャーでは到底済ますことのできない会話をし始めます。消しゴムの貸し借りなら無言でできますが、家への招待、それに対する返答や理由は、言葉なしにうまく伝えるのが難しい内容です。
そのため留学までに英語がある程度できるようになっておくことが不可欠です。自分から何かを言いたい場合は、それを母親に聞き、その一文をまる覚えして学校で披露する、などでなんとか意思の疎通ができます。そのため留学先で一番最初に言えるようになった英語表現は「トイレに行きたい」と「うちに遊びに来て」であった、というようなエピソードをよく見聞きするかもしれません。
ただ、相手の言っていることがわからないことには、結局会話は成り立ちません。聞き取りが意外と重要なのです。聞き取りの向上に不可欠なのは語彙の充実です。言葉を多く知っていれば、勘違いこそするかもしれませんが、ちんぷんかんぷん、という状況は防ぐことができます。

中学生でも同様です。中学生は既に学校での英語教育が始まっていますから、語彙はコツコツ積み重ねているはずです。ただ、学校の進度で進むだけでは習得できる語彙数は知れています。言葉だけはしっかり覚えて行くことで、留学生活がぐんとスムーズになります。
一年間はあっという間です。ただ、決して何もできないほど短くはありません。十分目に見えた成果を出すことができる期間ですから。英語力を十分上げて行くことが大切です。目安は英検準2級レベルです。これだけあれば最初からスムーズに学校生活をスタートさせることができます。

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