高校生の中期留学(交換留学と私費留学)

高校生になると一年間を更に存分に生かせるようになってきます。中学生のうちに英検準2級を、そして高校生のうちに少なくとも2級を、というくらいの感覚で進んでいるなら、留学先で生活するには十分な英語力が既に備わっています。
もっとも、「だから留学する必要がない」というわけではありません。留学は英語を勉強しに行くのではなく現地の生活スタイルを知り、現地の人達、或いはあらゆる他国から来た留学生たちと触れ合う機会です。この時期に行かない手はない、と言える位貴重です。

高校での一年間留学で交換留学制度を使おうと考えている人がまず最初に驚くのは、国を選べない所です。交換留学制度はもともと、各国の若者が皆仲良くなることが目的ですから、英語学習が本来の目的ではないからです。
ただ、ほとんどの高校生にとって、留学はアメリカなど英語圏です。最初からアジアの小国やヨーロッパの果て等を想定している高校生は余程世界に関心を持っている高校生と言えるでしょう。外人イコールアメリカ人というくらいの感覚でいる高校生の方が圧倒的に多いため、交換留学先が選べない上、滞在先は世界各国あらゆる地域に散らばっているとなると、迷うのも無理はありません。
そこで留学を語学学習の場ととらえず、成長の場、ととらえてみます。アメリカ文化は日本へどんどん流れこんできていますから、アメリカ人の食べ物、聴く音楽、着るもの、などはある程度想像できます。ではタイはどうでしょうか。タイの食べ物、タイの音楽、タイの服装が想像でき、彼らの家のキッチンや学校の教室がどんな風かをすぐに思い浮かべることができる人は少ないはずです。
アメリカを知る機会は日本にいてもいくらでもありますから、残りの人生をかけて知れば問題ありませんが、タイを知るのはその時しかありません。自ら進んでタイへ行こうとは思わないなら尚更です。交換留学に申し込み滞在国がタイになったとしたら、これもご縁、と割り切り是非タイに行ってみましょう。

この考えを「ありえない」と思うなら、交換留学は選ばない方がいいでしょう。するなら自費留学です。
自費留学は費用は交換留学の3倍ほどかかりますが、自分自身で納得して選んだ学校に行くことができます。国だけでなく地域も学校も選べます。例外的に、イギリスの公立高校は留学生を受け入れていませんから、イギリスのみ私学に通うことになります。
私学の場合は学力を測る試験を受け、合格した場合のみ学校へ通えます。その他の国は公立高校へ通うことが可能です。特に交換留学の場合、行けるチャンスが非常に少ないアメリカを希望するなら、自費留学が確実です。

 

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