大学生の中期留学

大学生になると就職活動が迫ってきますから、まず留学のタイミングを十分に考える必要があります。一年という期間は非常に中途半端な期間ですから、余程強力なアピールにならない限り、就職活動に関係しない時期に行くのが無難です。
時々、大学生が就職活動に必死な頃に留学組が帰国し、後から参入したにもかかわらずいい職をかっさらっていった、というようなニュースを聞くことがあるかもしれませんが、それはもっと長期で留学していたケース、或いは高校から既に専門分野を学べる4年生の高校へ通った上で更にその技術を伸長するために留学していたようなケースです。

 

他の学生と同じように大学生になり、一年休職して留学し、その後戻って来てまた他の学生に混じって日本で大学生活を送るようなケースでは、インパクト不足です。増してや、もし一年間を語学学校で過ごしたなら、その留学は「二週間の遊学」と同じような印象を与えてしまいます。
大学生の中期留学には一工夫必要です。ラベルではなく中身で勝負です。

まず英語力は、できれば留学に出発するまでに2級レベルまで持っていっておきます。せっかくの留学先で英語を勉強するだけではもったいないので、英語をツールに世界を広げることを意識したいものです。そのためには最低でも英検2級レベルが必要です。
英検2級レベルであればできることがぐんと増えます。18歳以上というと立派な大人ですから中高生にはできないことをしましょう。三流大学への入学、幼稚園や病院でのボランティア活動、飲みに行った時にそばの人と談笑、など、現地の人と触れる機会もぐんと増えます。
大学生位の年代の若者は話すのが非常に早く俗語も満載ですが、幼児や老人は話すのもゆっくりで、接しやすいため、幼稚園や病院でのボランティア活動は英語を磨きたい人にはもってこいの機会です。幼稚園では遊び相手を、病院では老人の話し相手をします。学校やホストファミリーに聞けば、誰かしらがどうやってこのような機会を探せばいいのか教えてくれます。特にアメリカはボランティア大国ですから見つけるのにはそう苦労しません。

大学は三流大学でも、たとえ単位を落としてしまいそうでも、是非行くべきです。日本国内にいる日本人はどちらにしろ、超有名な海外大学しか知りません。ハーバード大学かケンブリッジ大学にでも入れるならいざ知らず、それ以下の大学は実際のレベルはピンからキリまでであるにもかかわらず、知名度はそう大きくは変わりません。
三流大学で構いません。稀に職業訓練校との違いを気にする人、アメリカのコミュニティーカレッジを毛嫌いする人などいますが、留学生で溢れる語学学校に居続けるよりは現地の学校へ通った方が留学が充実します。チャレンジしてみる値打ちはあります。

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